母乳相談

生まれたばかりの赤ちゃんとお母さんにとって、産後すぐに触れ合える機会が授乳です。
お母さんにとっては、産後すぐに慣れない授乳に苦労することもたくさんあります。
母乳の出具合や乳房トラブル・赤ちゃんのくわえ方など、母乳育児は分からないことばかりです。また、産後はホルモンのバランスから、気分が落ち込みやすく、抑うつ状態になることはよくあります。
当院では、ご家族と赤ちゃんが安心して過ごせるよう、精神面のサポートをしながら、よりよい育児を進められるように、このような外来を設けております。
母乳育児の進め方
初めて育児がスタートするお母さんにとって、母乳育児は不安なこともたくさんあることと思います。
母乳は、赤ちゃんに一生懸命吸ってもらうことで分泌が促進されます。
また、母乳の出具合などには個人差があります。産後のお母さんの睡眠不足や疲労度などにも考慮しますので、些細なことでもどうぞお気軽にご相談ください。完全母乳にこだわることなく、ミルクについてもお母さんの状態に合わせて、上手に組み合わせていきますのでお気軽にご相談ください。
赤ちゃんに母乳をあげる頻度
授乳の間隔は、だいたい3時間以上あけないようにしますが、夜間についてはお子さんの状況にもよります。
通常の授乳回数は1日で8回以上が目安ですが、授乳間隔が空いてしまうと、おっぱいのトラブルが起こりやすく、母乳分泌が促進されません。
おっぱいケアや授乳について、看護師であり、助産師としても経験豊富なスタッフが詳しくお話ししております。日々の健診の時に相談を受けるだけでなく、赤ちゃん育児相談の専用時間で、赤ちゃんの成長に伴う授乳方法についてもお伝えしております。
母乳育児に関して、不安や心配なことがありましたら、当院までお気軽にご相談ください。
育児相談

当院では、予防接種や具合が悪くなった時だけではなく、お子様の発育や育児について不安やお悩みのある保護者の方の相談を受けております。
乳幼児健診などでご来院された際や、予防接種の際でも構いません。また、助産師による赤ちゃん外来の専用時間も設けています。
まずは、電話にてお気軽に当院までお問い合わせください。些細なことでも構いませんので、ご不安な状態で抱えずに、どうぞお気軽にご相談ください。
核家族が多いため、今までは身近に聞ける人がいたかもしれませんが、今後は当院のような専門家が集まるクリニックを気軽に利用していただけたらと思います。
助産師による母乳外来・子育て相談外来
当院には、助産師資格を持つ看護師が在籍しております。
定期的に専門外来も開催しておりますので、お知らせ欄をご参照ください。
内容については下記項目となります。
- 断乳の仕方
- 断乳、卒乳後のおっぱいのケア
- 離乳食の進め方
- 母乳が足りているか、ミルクの足し方、増やし方
- 子育で中の悩み(何歳でも)
など
おっぱいに関する事、子育てに関する事でお困りの事は、なんでもご相談お受け致します。こんな相談はどこにしたらいいのかなあと迷った時もご相談ください。
担当
- 看護師、助産師 高橋浩子
経歴
東京慈恵会医科大学付属病院内科、医療法人保健会谷津保健病院産婦人科、佐野産婦人科医院などの勤務を経て往診専門のつばさ助産院を開院。谷津保険病院、佐野産婦人科の看護師長を歴任。
資格
- 新生児蘇生法「専門」コース認定
- 日本母体救急システム普及協議会(J-CIMELS)ベーシックコース認定
- 日本助産師リフレクソロジー研究会(JMRA)認定リフレクソロジスト(アドバンス取得)
- 助産院では、生後1か月から6か月までの親子を対象にベビーマッサージ教室や育児相談を実施。また、卒乳や断乳、離乳食の進め方についての講師を歴任。