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加湿器肺炎について〈スタッフブログ〉

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こんにちは。

空気の乾燥する季節となりました。澄んだ青空は嬉しいのですが東京は連続乾燥注意報が出たり、都心では湿度10%台まで下がる日もあります。

この時期、暖房の使用で室内が乾燥しやすいので加湿器をご利用されているご家庭も多いのではないでしょうか。しかし、加湿器の誤った使用方法によって健康被害が生じることがあります。原因や対処法についてお話ししたいと思います。

「加湿器肺炎」という症状をテレビなどでお聞きになったことがあるでしょうか。加湿器の中にカビの真菌や細菌が発育し、吸い込むことによって肺や気管支がアレルギー反応を起こしてしまう肺炎のことを「加湿器肺炎」といいます。

症状は発熱、咳、息苦しさ、喉の痛み、頭痛などです。特に高齢者の方や新生児、抵抗力の弱っている方は注意が必要になります。だからといって加湿器を使用しないというのではなく、お手入れを怠らずに使用すれば問題はありません。加湿器は適度な湿度を保つことに必要で便利なアイテムです。

対処法としては、

1.毎日、タンクの水を交換する。

2.タンクを少量の水で振り洗いする。

3.水道水を使用する。ミネラルウォーターや浄水器の水は塩素が入っていないので雑菌繁殖しやすいそうです。

加湿器を利用しない場合には、お風呂の浴室の扉を開けて湯気を室内に取り込んだり、室内に洗濯物やタオルを干すなど加湿器の代わりに湿度を上げることもできます。

空気が乾燥すると喉の粘膜の防御機能が低くなりインフルエンザなどにもかかりやすくなります。各ご家庭で乾燥対策を行いつつ、コロナ禍の冬を乗り越えていきましょう。

〈担当 ササキ〉

               
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