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砂糖が子どもに与える影響<スタッフブログ>

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三寒四温の言葉どおり寒さと暖かさの入り混じる毎日ですが、体調など崩されてはいませんか。今月は子どもと砂糖のお話をさせて頂きたいと思います。

子どもたちに限らず大人である私たちにも砂糖は身近なものです。身近なもの過ぎて深くは考えることのない砂糖についてあらためて考えてみたいと思います。

砂糖を使用したお菓子は大変魅力的で私も大好きでついつい手が伸びてしまいます。しかし甘いものの食べ過ぎは子どもに悪影響を与える可能性があると言われています。では具体的にどんな影響があるのでしょうか。

 

〈栄養不足になる〉

子どものおやつは3食の食事だけでは不足しがちな栄養を養うために必要だと言われています。子どもが喜ぶ市販のお菓子など甘いものは高カロリーなのに身体にとって必要な栄養がほとんど含まれていないものが多いです。人間は砂糖が体内に入るとそれを分解するためにビタミンやカルシウムが必要となります。砂糖を摂取すればするほど、体内に蓄積されたビタミンやカルシウムが奪われていくことになります。そして足りなくなると骨や歯からカルシウムが溶け出します。甘いものを中心とした食生活を続けることで必要な栄養が不足して子どもの成長や発達を阻害してしまう危険性が潜んでいます。

 

〈感情が不安定でイライラする〉

甘いものを食べていると次から次へと甘いものを欲してしまうように、砂糖には強い依存性があるといわれています。摂取すると血糖値が急激に上がり体が血糖値を下げるためにインシュリンを大量に分泌し、血糖値は急激に下がり低血糖状態になります。するとアドレナリンが体内に放出され血糖値を上げようと働きます。アドレナリンは「攻撃ホルモン」とも言われており、これが集中力低下やイライラなどを引き起こすと言われています。集中力の低下やキレる子どもの問題が指摘されていますが砂糖がその一因だとする説もあります。

 

〈腸内環境が悪化して免疫力が低下する〉

腸内環境こそ人間の健康の要といわれています。砂糖を過剰摂取すると腸の中の悪玉菌が増え腸内環境が悪化します。

糖分が小腸で消化吸収されず大腸で発酵します。(FODMAPと言われています)
F (fermentable) 発酵性の糖質
O (oligosaccharides) オリゴ糖
D (disaccharides) 二糖類
M (monoosaccharide) 単糖類
P (polyols) 糖アルコール

FODMAPが小腸に貯め込まれてしまうため濃度を下げようと大量の水分が小腸内に引き込まれます。

水でいっぱいになった小腸は刺激を受け腹痛、下痢を引き起こします。

吸収されなかったFODMAPは大腸に到達し大腸内の大腸菌のエサになり大腸内で過剰な発酵を起こし、ガスの発生、便秘などを引き起こします。
このように腸内環境の悪玉菌が増え免疫力も下がることになります。

 

〈虫歯の原因になりやすくなる〉

砂糖を摂取すると虫歯菌が酸を産生します。この酸は歯の表面を溶かし虫歯の原因になります。永久歯と比べて乳歯はエナメル質が薄いため虫歯になりやすいといわれています。

 

では、子どもに甘いものを与えすぎないためにどのようなことに気をつけたらいいのでしょうか。少しずつ、ゆるくできる範囲で「砂糖」を意識するだけで今まで摂取してきた量より砂糖を減らすことができるのではないでしょうか。

例えば、お料理に砂糖の代用品として、みりん、メープルシロップ、アガベシロップなどを使用したり、加糖ヨーグルトからプレーンヨーグルトに変更したり、ジュースを置かずにお水又はお茶を飲むなど意識を変えるだけでだいぶ糖分を減らせると思います。

「おやつの時間」=お菓子という考えを「足りない栄養素を補うための時間」と発想を変えていくのも良いことだと思います。今は自分で選択していくことが必要な時代になってきています。色々な宣伝文句に流されず親子で砂糖と上手にお付き合いをしていただけたらと思います。

 

(担当:ササキ)

               
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