セミが元気に鳴く声を耳にすることが増えてきました。
厳しい暑さが続いておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか⁉️
クリニックでは夏風邪の患者様の受診が増えています。
手足口病、ヘルパンギーナ、咽頭結膜熱(プール熱)がこどもの三大夏風邪と呼ばれています。
夏風邪は発熱のほかに喉の痛み、胃腸炎症状、目の充血、発疹などさまざまな症状がみられるのが特徴です。
・手足口病
手、足、口の中に水泡ができる病気です。エンテロウイルス71が原因になるとまれに脳炎を起こすことがあります。
・ヘルパンギーナ
高熱が出てのどに水泡ができて痛みます。手足口病と同じエンテロウイルスが原因です。
・咽頭結膜熱(プール熱)
アデノウイルスによる夏かぜで発熱、喉の痛み、結膜炎などがみられます。まれに重症肺炎を起こすこともあります。
夏風邪のほとんどは5歳以下の小児がかかる病気です。これらの病気に一度かかると免疫ができますが、同じ病気でも違う型のウイルスが流行すると何度も感染・発病することもありますので少なくとも小学校低学年くらいまでは注意が必要です。
コロナ禍で手洗い・うがい・手指消毒など既にどのご家庭でも当たり前になっていることと思いますが、それらが夏風邪の予防にもなります。コロナの第7派も心配な中、まだまだ暑さが厳しくご体調を崩しやすい日々が続きますので、しっかり対策をしてお子様もご家族の皆様も元気に夏を乗り切って頂けたらと思います✨
〈スタッフブログ 加藤〉