11月に入っても朝晩日中の気温差があり、体調管理により気を遣う日々が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

10月より当院でもインフルエンザワクチン接種を開始し、既に多くの方に予約を頂いている状況です。

日本では例年12月〜４月が流行シーズンですが、一方、新型コロナウイルス感染症の影響でインフルエンザの流行が低調であったこと等で、抗体の保有割合が全年齢で低下傾向にあること等から、今年はインフルエンザの流行が起こりやすい状況にあると考えられるとのこと。
既に、お子様の園や学校等でも流行になり始めてるところもあるかと思います。

近年国内で流行しているインフルエンザウイルスは、Ａ(H1N1)亜型、Ａ(H3N2)亜型(香港型)とＢ型(ビクトリア系統)になります。
インフルエンザウイルスは１種類ではないので、インフルエンザに罹患した場合でもインフルエンザワクチンを接種することを当院でも推奨しております。

現行のインフルエンザワクチンは
"接種すればインフルエンザに絶対にかからない"
というものではありませんが、
「インフルエンザの発病を予防する」
「発病後の重症化や死亡を予防する」
ことに関しては、一定の効果があるとされています。

当院のインフルエンザ予防接種の予約状況では、年内も既にほとんど予約が埋まってしまっていて、ご希望される方にはご不便をおかけしております。

また、お子様の体調によって予定が変わる場合もありますが、本八幡院、市川院を上手くご利用頂ければ幸いです。

最後に、新型コロナウイルス感染症が５類になり、やっとマスクのとれる生活になったところではありますが、

インフルエンザの予防策として、マスクの着用は有効となりますので、皆様が安心できるよう、院内では引き続きマスクの着用をご協力頂けたらと思います。

これから本格的な冬に向かいますが、どうぞ皆様ご自愛ください。

(担当：宇佐美)